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六十四卦の第六十一卦は風沢中孚(ふうたくちゅうふ)です。この卦は、上は風、下は
沢の卦でできています。
この卦は沢の水が自然とさざなみをたてている形です。風の吹く方に水面が呼応して
いる形ですので、これは、誠実な心が相手に通じることを意味しております。
風沢中孚の「中孚」は、まごころ、誠意の意を示しております。
何事についても、誠意をもって対処すれば、人は自らそれに感じるものです。もし、そ
の行動が真実のものであるなら、それだけで求めるものは何もありません。
風は順、沢は悦びで、この卦は和合を示し、お互いの心が通じ合います。
さて、第六十一卦、風沢中孚の象意をまとめますと、以下のようになります。
風沢中孚の「中孚」は、まごころ、誠意の意を示しております。
この卦は沢の水が自然とさざなみをたてている形です。何事についても、誠意をもって
対処すれば、人は自らそれに感じるものです。もし、その行動が真実のものであるなら、
それだけで求めるものは何もありません。
風は順、沢は悦びで、この卦は和合を示し、お互いの心が通じ合います。
：誠実さが何よりも肝要。お互いの心が通じ合います。じっくりと暖かい人間関係を作れば万事順調です。
：まちがいなくパスします。
：見つかります。置き忘れた物が多いときです。拾った人が隠している時もありますが、あとでもどるでしょう。
：誠心誠意をもって事にあたるべき時で邪心は運気を逃します。人間関係の大切な時。対話を円滑にすることで開運します。私情に溺れて公事をおろそかにしてはい
けません。火災に注意すること。
：人格品性のいかんが大いに影響します。肝胆あいてらす仲の人と共同すると大いに吉です。
：誠意をもって話しかければ成立します。
：利己主義であったり独善的にやると衰退します。部下や使用人との人間関係を大切にする時です。
：外観はよいが内部に不満があります。改築はよいでしょう。移転しても今より良くはなりません。
：相思相愛の仲で恋愛の喜びが満喫できます。先方の口上手に踊らされることがあります。女性は寵愛される時ですが熱しやすく冷めやすいでしょう。
：お互いに誠意をもってまとめる縁です。意気投合してお互いに親しい感情を抱きます。結婚後も睦まじく相愛の楽しい夫婦ですが、ややもすると異性関係から幸福が
破れる恐れがあります。
：出かけてもよいでしょう。人間関係を大切に。平穏で楽しい旅になります。
：情報に敏感に反応して動く時。突破口を抜ければ急速に上昇歩調をとり高値となります。
：ヒステリー、ノイローゼ、逆上、心臓病、熱病、眼病、胸部疾患、便秘、性器の疾患、婦人病など。熱を伴いながら病勢がつのり、回復困難になることがあります。
：初期は夫婦生活をコントロールすること。後は平穏です。
：誠実で温情深い人。情熱的で美的センスがあり聡明な人。異性関係の多い人で周囲の注目をあびる人。知名人、人気者。表裏のある
第六十一卦 風沢中孚については以上です。
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