六十四卦の第二十四卦は地雷復(ちらいふく)です。
この卦は、上は地、下は雷の卦でできています。これは、雷が地の下にひそんでいる
形で、新しい時代の到来、活動の兆しが見えてきたことを象徴しています。
地雷復の「復」は、帰るという意味です。この卦は、一本の陽が初コウの位置にあり、
残りすべては陰となっております。これはすべてが陰であったところに陽が一本だけ帰っ て来た訳です。
「一陽来復」、厳しい冬を経て、春の訪れを告げる。実はこの言葉の出典は易経なんで
すね。
地雷復の卦は、地下に雷があります。これは万物を生みだす天の元気をこめ、しかも
それは、これから益々勢いを盛んにしようとしております。
現在の状況は、今まで不遇で芽が出なかった運勢が、やがて開けて来るといったとこ
ろです。長い冬も終わり、春がめぐって来ました。時節到来、開運です。
しかし、勢いはありますが、急激なスピードアップは、身体を痛める原因となりますの
で、注意が必要です。十分なウォーミングアップを心がけましょう。
さて、第二十四卦、地雷復の象意をまとめますと、以下のようになります。
地雷復の「復」は、帰るという意味です。「一陽来復」、厳しい冬を経て、春がめぐって
来ました。
この卦の雷は、万物を生みだす天の元気をこめ、しかもこれから益々勢いを盛んにし
ようとしております。
現在の状況は、今まで不遇で芽が出なかった運勢が、やがて開けて来るといったとこ
ろです。長い冬も終わり、春がめぐって来ました。時節到来、草木が息吹くときですね。
しかし、盛んな勢いはありますが、急激なスピードアップは、身体を痛める原因となりま
す。十分なウォーミングアップを心がけましょう。
:一陽来復。春のたちかえりですが、あわてて飛び出せば危険。これは春の訪れ
を知った動物が、冬眠からさめて、あわてて巣から飛び出すのと同じことで危険です。地 雷復の「復」から、復縁によしです。
:一度ではパスしません。浪人を3年するつもりで、予備校に行けば合格します。
:手に返ります。道などで落とす場合が多いときです。よく捜すことが必要で
す。
:これまで沈滞していた運が次第に上昇してきます。古いことが復活するか、新
しいことが始まる時。表面は平凡にみえて内部に新しい胎動があります。
:堅実に努力を重ねれば達成しますが油断をすると振りだしに戻ります。
:話しあいをむしかえすだけで一向にらちがあきません。再三再四交渉すれば成
功します。
:旧業は復活します。気を抜くとまた元の出発点にもどります。着実に伸長策を
講じてください。
:次第に住み心地がよくなります。改築、改修などは吉ですが、移転はとりやめ
たほうがいいでしょう。
:これまで恵まれなかった人には春が訪れる兆候があります。別れた相手とより
が戻ります。こちらが熱心なほど先方は気乗りしていません。問題、トラブルはくりかえし ます。
:婚期のおくれた人には朗報があります。適齢期の縁談は円滑にはまとまりませ
ん。別居はもとのさやにおさまります。結婚生活は破綻の恐れがあります。
:同じ目的地へ再度の旅行をします。混雑が予想され時には無駄帰りすることが
あります。
:冴えなかったところに材料が生れて次第に注目され高値になってきます。高値
の場合は安値にもどります。
:腹痛、肝臓病、足の痛み、リウマチなど。持病の多くは再発したとか再発のお
それがあるもの。これまで長患いのものは回復に向かいます。
:安産。心配ありません。
:いまは目立たないが将来有望な人物です。物事を始めてはやめ、やめては始
める人。養子となる人。女性はなかなか縁が定まらず生別のおそれもあります。一度落 ちぶれ再び浮上してくる人。
第二十四卦 地雷復については以上です。
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