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六十四卦の第二十三卦は山地剥(さんちはく)です。
この卦は、上は山、下は地の卦でできています。これは、地の上に山があるのです
が、その山が次第に崩れていく象で、やがて平地になってしまうという運勢です。
山地剥の「剥」は、はぎおとすという意味です。易占いでは、地の性質は順うことで、山
の性質は止まることとされています。
現在の状況は、まさに冬が到来して、樹木の葉が落ちていく、つまり、冬が来て、これ
から春に向かうといった転換期に来ている訳です。
今の時期は、自ら積極的に事を起こすのではなく、自分自らの道をしっかりと守るべき
です。旧を去って新を生ずるときと考えて、英気を養っておきましょう。
確かに運勢は衰退します。しかし、これはどちらかというと、人知的なことではなく、時
期的なものなので、力む必要はありませんので、安心して下さい。
さて、第二十三卦、山地剥の象意をまとめますと、以下のようになります。
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山地剥の「剥」は、はぎおとすの意です。これは刃物で何かを削っていくことを象徴して
います。この卦象は、下から次第に陰の力が陽を削っていくことを示しているわけです。
これを季節に例えれば、秋が終わり、まさに冬が到来といった様です。そしてそれはや
がてめぐり来る春への過程となるわけです。
現在の状況は、衰退期、つまり冬ですね。しかし、人がどのように努力しても、冬の到
来を延期させることはできません。ここは力むことなく、時機の訪れを待ちましょう。 ![]() 来を待ちましょう。とかく異性関係で問題がおきやすいので注意が必要です。 ![]() な成績でパスする人もあります。 ![]() て下にあるともあります。 ![]() の背反から運が逃げていきます。内部の弱体を強化してください。老化現象があらわれ ます。高所での事故に注意すること。 ![]() 不足で望みをかなえるのは困難です。 ![]() ![]() す。充実を急いでください。 ![]() でしょう。移転はとりやめることです。 ![]() と吉です。発展性も明朗性もない仲、再出発すべきです。 ![]() 死別のおそれがあります。女性上位の家庭で夫は妻のために苦労します。家庭は次第 に衰微する悪縁です。 ![]() ![]() にあります。 ![]() み、元気消耗、精力消耗、過労など。病勢は相当進行しており、重病は危篤。再起不能 の兆候あり。 ![]() す。 ![]() 使する人。表面的には君子で内面的には物欲にすぎ転落の恐れのある人。短慮で偏屈 な人。女性は悪女の傾向があります。
第二十三卦 山地剥については以上です。
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